輪島市三井町の里山に囲まれた「まるやま」周辺の田圃で、無肥料・無農薬の自然栽培による米作りをしている新井 寛さんの貴重な米を使い、醸しました。 様々な環境の影響を最大に受ける自然栽培での米作りは、想像以上に過酷な状態に置かれることもありますが、その過程を経て実った自然栽培米は、力強くも草原のような爽やかな香味を持ちます。 このお酒もそんな自然栽培米の特徴が色濃く反映され、どこか潔さすら感じられる透明感のある味わいのお酒に仕上がりました。 奥能登輪島の自然豊かな里山から醸成された、稀有な日本酒です。 (蔵元より)

新井さんの米は市場に出していないので、等級検査をしていません。それだけの理由で「純米酒」とは名乗れません。しかし特定名称にとらわれず、日本酒として楽しんでもらいたいということで、お酒のために等級検査をうけることはしませんでした。

この「奥能登の白菊 × 自然栽培米」には「無加水」と「加水」の二種類があります。

無加水

「無加水」は「原酒」とも言われる造ったままの日本酒です。アルコール度数が少し高く、しっかりとした味わいを感じられるのが特徴です。
決して赤ワインの味では無いのですが、その印象が赤ワインに通じるところがあると日本酒好きの日本人に言わせる味。
今までの日本酒には無い、味わいの深さと余韻が感じられるお酒です。
ぜひ、飲んで体感してみてください。

加水

「加水」は、醸造後に水を加えてアルコール度数を調整しています。これは日本酒では通常行われることです。「原酒」ではない銘柄はすべて「加水」されています。
このアルコール度数の調整を行うことで、無加水と比べると飲みやすいスッキリとした印象になります。
軽く飲みたいときは、無加水ではなくこちらをお勧めします。

お酒の情報

銘柄奥能登の白菊 × 自然栽培米
原料米石川県輪島市産自然栽培 コシヒカリ
(生産者:新井寛)
容量720ml
精米歩合65%
ALC (無加水)18度 ,(加水)15度
日本酒度非公開
酸度非公開
醸造元白藤酒造店
所在地石川県輪島市
杜氏白藤 喜一

白藤酒造店

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